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2009年2月25日に亡くなった稲越功一。
生前本人が自らの作品を振り返りすこしずつ整理を進めていた、最後のそして未完のセレクションが残されています。1970年から39年にわたって撮り続けてきた写真に何を見つけたのか。当時の助手の記憶もたよりに、最後の稲越セレクションの扉を開けてみようと思います。

Photo Library [常設展]

coordinate by Yellow

1970年代から90年代とマスコミュニケーションが最もパワフルだった時代を駆け抜けた写真家のひとりです。いまその作品を振り返るとき、そうした時代と正面から対峙する姿勢と、子供のように自分と向き合い続けた稲越の眼の、恐ろしく曖昧な境界線に生まれた作品たちの世界が見えてくるかもしれません。

BOOKS

koichi Inakoshi Books list

稲越功一は広告やエディトリアルの仕事をしながら、数々の写真集を発表してきました。
また写真だけでなく自ら紀行文を書くなど執筆家としての作品にも勢力的に取り組んでいました。

Document / text

Koichi Inakoshi document review list(準備中)

稲越功一のことばや手記には、ときどき稲越功一の眼とこころが映っているような気がします。残された膨大な資料の中から拾い出してみると何かが見えてくるような予感がします。少しずつアーカイブしていこうと思います。

Koichi Inakoshi Profile / Biography

koichi Inakoshi Story

全てが写真的だったのか、写真が稲越自身だったのか。
全く微妙にそして繊細に、社会を、日常を撮り続けた写真家の歩み。